【古町】
旅館 上会津屋
ホテルニューもみぢ
ゆとりろ那須塩原
伊東園ホテル塩原
【中塩原】
ガストホフ夢木香 ※2025年5月閉館
旅の宿
芙蓉荘 ※2019年8月31日閉館
湯宿 梅川荘
遊湯センター ※2024年11月30日閉館
【上塩原】
すっぽん料理
河童 ※2023年閉店
たちばな家
塩原温泉華の湯 ※2023年4月1日閉館
「福渡区右岸源泉」
「循環ろ過、(加水)」
貼り紙では加水なしとありますが、じゃらんやるるぶでは、加水となっていて、加水の有無は不明。
福渡にあっては、箒川の景観は一番良いと思います。吊り橋に人がいると目が合いそう。
古式湯まつり温泉ふるまい(2019年9月29日)
人数制限していたので、すかすかでのんびりできました。
以前は、あがり湯があったのですが、湯の桝が空でした。
分析書の申請者は福渡内湯組合。住所を見ると松屋内に事務所が置かれています。
以前は玉乃屋だったはずなので、ちょっと調べてみると、
2015年10月2日に任意団体の福渡内湯組合から一般社団法人化しています。
2015年は玉乃屋旅館が廃業した年です。
内湯組合の責任者は玉乃屋だったので、
玉乃屋が廃業して松屋に移って法人化したのでしょうね。
源泉「鹿股2号」は、那須塩原市市営温泉事業として、福渡、塩釜に配湯されています。
亀の井ホテル塩原(旧かんぽの宿)、TAOYA那須塩原(旧那須塩原かもしか荘)、
日光ガーデンホテル(旧塩原ガーデン)、八峰苑(閉館・更地)で使用されています。
湧出地は、仙人岩吊橋のところの鹿股川右岸。
県道から仙人岩吊橋へ向かうところには、「紅葉ヶ岡
滝沢カネ子頌徳碑」があります。
○亀の井ホテル塩原(旧かんぽの宿塩原) ※かんぽの宿塩原での入湯記録です。
※2022年7月1日に「かんぽの宿塩原」から「亀の井ホテル塩原」となりました。
<内湯>
「お湯張りの際に加水、循環ろ過なし、塩素添加」
うす茶色に濁っています。気泡風呂は真湯使用です。
味は、かもしか荘の内湯は無色透明ながら塩味、鉄味しっかりしていましたが
かんぽの宿の内湯は濁っていますが、ほとんど無味です。
見た目はかんぽの宿のほうが温泉らしいのですが、
体感的にはかもしか荘の内湯のほうが良いように感じます。
鹿股2号は濁り湯の良い源泉なものの、循環ろ過装置を通すと
目詰まり激しい源泉で、メンテナンスが大変なようです。
<露天風呂>
「湯張り時加水、加温、循環ろ過、塩素」
循環ろ過のため無色透明、循環ろ過の威力を感じます。
○ TAOYA那須塩原(旧那須塩原かもしか荘) ※かもしか荘での入湯記録です。
「かもしか荘」は、栃木県勤労者休養施設でしたが、2007年9月30日に閉館。
競売に付され、「大江戸温泉物語那須塩原かもしか荘」として2008年3月19日オープン。
2023年夏に「TAOYA那須塩原」となりました。
「鹿股2号」「加水、循環ろ過、塩素」
循環ろ過の威力ですね、無色透明で濁りなし。塩味金気味で源泉の力は感じます。
内湯の湯口は源泉の本来の持ち味を発揮しています。
最上階にあった展望室が露天風呂になりました。
露天の湯口の湯は、源泉本来の持ち味を発揮していていないのが残念。
※「塩原温泉ホテル」は2021年8月31日に閉館し、2022年12月9日「那須塩原一萬亭」としてオープンしました。
おおるりグループ。
日帰り入浴13:00-20:00(9:00〜13:00清掃)、入浴料500円。
貸切露天風呂「幸の湯」の掲示がありましたが、現在は使用していないようです。
源泉名「温泉ホテル」「加温、循環ろ過、塩素」
内湯、露天とも源泉投入多く、掛け流しと言われればそうかなと思える湯づかいです。
<内湯>
2階に内湯。外に使用していない露天風呂。
源泉名「温泉ホテル」。湯口は鉄臭に鉄味です。
<パノラマ露天風呂>
3階の別棟に露天風呂があります。内湯から離れているので着替えてから行きます。
塩原温泉ホテルは高台に建っているので、3階からでも景観は良く、「湯っ歩の里」の全景が見えます。
湯口は鉄臭に鉄味です。
大江戸温泉物語の経営となっています。
1952年(昭和27年) 塩原東京ホテル開業
1957年(昭和32年) 新館とロープウェイ完成
1972年(昭和47年) 西館オープン「虹のかけ橋」完成
1991年(平成3年) B&H館オープン
2010年(平成22年) 大江戸温泉が経営
<西館岩風呂大浴場>
源泉名「七絃不動の湯・市営門前1,4号・市営門前2号混合泉」
「加水、加温、循環ろ過、塩素」
七絃不動の湯も混合しています。
脱衣所も浴室も広大です。岩が圧巻、ライトアップまでされています。
<BH館大浴場>
ビューティー&ヘルシー館は一番新しい建物です。
大浴場とありますが、こじんまりとした浴室。
「市営門前1号、4号混合泉」「加水、加温、循環ろ過、塩素」
オーバーフローはあります。
脱衣所には、時々みかける体用のドライヤーがあります。
<湯仙峡>
東館は全体が湯仙峡。
源泉名「七絃不動の湯・市営門前1,4号・市営門前2号混合泉」
内湯と露天にある循環ろ過の浴槽は無色透明・塩素臭ですが、
箒川沿いの3つの露天風呂は、掛け流し、やや濁った湯です。
意外に良いです。
夜行った時は、景色はさっぱりでしたが、昼間に行くと、露天風呂から七絃の滝が目前に見えます。
<七絃不動の湯>→貸切露天岩風呂
「上会津屋源泉」、玄関脇で湧出する掘さく自噴の自家源泉。
「加水、循環ろ過、塩素」(気になるほどではないです)
吸い込みありの半循環ですが、オーバーフローもあり。
宿の入り口には、国木田独歩「欺かざるの記」文学碑があります。(文学碑)
紳士的な対応で頭が下がる宿。
1階が「侘びの湯」、2階が「寂の湯」。
脱衣所のカゴは斜めに配置されていて、衣類が取り出しやすい配慮に感心します。
浴室内には屋根があり和風の雰囲気が出ています。
露天風呂は申し訳程度のつくり、小さな湯舟なので、かえって良いかも。
<進化>
飲飲所が以前は石でしたが、木枠に変わっています(画像なし)
温泉掘削等許可台帳が掲示されています(こういうの好きです)。標高は537mですか。
侘の湯の露天風呂が石造りから木造りに変わっています。
考え続けているなぁと思います。
御所の湯の近くに、上会津屋と書かれた小屋があります。何なのかな。
元は、栃木県市町村職員共済組合温泉保養所で、2015年1月31に閉館。
2015年2月27日、伊東園ホテルへ売却されました。
2015年3月20日「ホテルニューもみぢ」オープン。
自家源泉「もみぢ荘源泉」「湯の入れ替え時加水、加温、循環、塩素」
内湯、露天風呂、家族風呂2つあります。
内湯・露天風呂ともオーバーフローは少々ですがあります。
塩素臭はさほど感じません。
ぬるすべ感があります。
内湯は緑色に透明、露天は褐色系に混濁。
加温のための循環はあるものの、ろ過はしていないので源泉の素性は保たれています。
<露天風呂>
<家族風呂>
夏目漱石の日記によると、漱石は「宝の湯」を訪れています。(夏目漱石と塩原温泉)
※ 紀州鉄道株式会社は、2020年12月源泉遺産那須塩原別邸(旧紀州鉄道那須塩原ホテル)の
株式会社ワールドリゾートオペレーションへの売却を発表しました。
2021年4月12日「ゆとりろ那須塩原」としてリニューアルオープンしました。
以下は過去の記録です。
源泉名「紀州鉄道那須塩原温泉源泉」。民宿本陣でも使用されている源泉。
民宿本陣が湯元ですが、本陣の女将さんによると、
「紀州鉄道と半分づつ分けて使っているんですが、分析の費用が高いんですよね〜。
大手のあちらに分析の申請してもらったので、この源泉名なんです。」とのこと。
民宿本陣では掛け流しですが、こちらは「加温、循環ろ過、塩素」。
温泉よりも、露天風呂やロビーから旧蹟「螢ヶ谷」を楽しめます。
螢ヶ谷は知らなければわからない、何の説明も掲示されていないのがもったいないです。
<螢ヶ谷>
露天風呂の前を流れているのが螢ヶ谷です。
明治・大正の温泉本には螢の名勝として紹介されています。
源泉遺産那須塩原別邸の浴室に向かう橋は、螢ヶ谷をイメージしているのかも。
露天風呂からの渓谷美は見事です。ロビーからは渓谷に滝が流れ落ちるのが見えます。