〇 日光ニ荒山神社
・幸の湖に魚を放ちたるときの碑
・さざれ石
・二荒山上奥宮登拝口
〇 万霊供養之塔
〇 日光山 中禅寺(立木観音)
〇 葛西善蔵文学碑
〇 三界萬霊塔
〇 日光温泉寺の碑
〇 不動尊/稲荷神社
【日光湯元の施設】
〇 日光警察署湯元駐在所
〇 奥日光湯元温泉旅館協同組合案内所
〇 日光湯元ビジターセンター
〇 つるやの塩羊羹
【浮世絵】
〇 諸国名所百景 下野中禅寺湖水
〇 日本名勝図会 日光湯元温泉
二荒山神社の境内(中宮祠稲荷神社のところ)に、
「幸の湖に魚を放ちたるときの碑」(明治11年5月25日)があります。
二荒山神社の宮司だった柿沼広身が宗教的戒律を解いて
中禅寺湖への魚類の放流を許した由来を刻んだ碑です。
明治6(1873)年、星野定五郎がイワナ2,200尾を最初に放流しました。
明治7(1874)年、宮司柿沼広身も魚を放流しました。
(日本財団の成果物を参照しました。)
(説明板)
「幸の湖(さちのうみ)に魚を放ちたるときの碑
幸の湖は、中禅寺湖の別名。明治の初め、それまで魚の住まなかった幸の湖に、二荒山神社柿沼宮司が、魚を試しに放ち、翌年、奥日光湯の湖にも放ったところ、どちらもよく育った。
…されば今幸の湖と名をたゝえて、此湖につりする糸のながき世までにつたへむとす。今よりはさちゝさつ矢の遊びせむ。うみさちの山 やまさちの湖。
明治11年5月25日、二荒山神社宮司権少教正柿沼広身により建立された。
日光文学碑散策路 昭和六十一年設定 日光市」
さざれ石が三基祀られています。
奥宮登拝口は、登拝門から石の階段の登拝道が続いています。
中禅寺湖湖畔に「萬霊供養之塔」があります。
中禅寺温泉旅館組合等の建立で、萬霊特に魚の霊を供養と刻まれています。
中禅寺湖には昔は魚はいなかったので、比較的新しい碑と思います。
中禅寺は、延暦3(784)年、日光開山「勝道上人」によって建立されたお寺で、「日光山輪王寺」の別院です。
湯ノ湖畔、兎島の付け根に、葛西善蔵文学碑があります。
「秋ぐみの 紅きをかめば 酸くしぶく タネあるもかなし おせいもかなし」
葛西善蔵は、大正13年に板屋旅館に投宿し、「湖畔日記」を書き上げました。
碑文は作品中の歌で自筆です。
昭和43(1968)年、葛西善蔵文学碑建設委員会の建立です。
「葛西善蔵肖像」(国立国会図書館「近代日本人の肖像」)
明治20(1887)年1月16日〜昭和3(1923)年7月23日
湯の家の前の道路中に、「三界萬霊蠢動含識」(享保12(1727)年)があります。
日光湯元に、温泉神社の他に、不動尊と稲荷神社があります。
石燈籠は、文化14年と刻まれています。
湯元駐在所は、老朽化に伴い2013年12月20日に新築開所しました。
以前の駐在所は更地となり、新たに別地に立派な駐在所ができました。
管内人口346人(124世帯)。
栃木県デスティネーションキャンペーン
奥日光湯元温泉 湯めぐり手形
大人1000円子供700円湯元温泉17施設のうち3か所入れます。
有効期限:発効日より6ヶ月、3施設廻ると記念品「温泉手形」プレゼント
期日:2017年6月30日まで(利用は12月31日まで)
奥日光湯元温泉旅館協同組合案内所、日光湯元ビジターセンター、参加施設で販売。
宿泊しなくても温泉が楽しめます。
5月だというのに寒いはずです奥日光、館内12.5℃、館外6.6℃。
湯元にヤマザキショップが出現するまで、唯一の小売り店。
おおるり山荘が2021年8月31日に閉館したので、ヤマザキショップも閉店。
また、唯一の小売店となりました。
<【閉店】Feu de Boisフゥ・ド・ボワ> 日光市中宮祠2478 0288-55-1223
※2020年9月14日をもって閉店しました、残念。
奥日光で唯一のパン屋。
中禅寺湖畔、国道120号裏通りにあり、通りすぎてしまいそうな小さな店でした。
「通り過ぎてこれまで気づかなかった」と言うと「小さくてすみません」
ホント小さい。店内入ると身動きできな〜い。
デニッシュ系が得意
「ハムチーズクロワッサン」、バターと牛乳たっぷりの「ブリオッシュ」等々。
二代広重が中禅寺湖を描いています。
画中には、左に「歌ノ浜」、右に「寺ヶ崎」の記載があります。
小林清親が日光湯元温泉を描いています。
湯煙が上がっている場所は、的確に泉源の場所を描いていますね、すごい!