栃木では、鬼怒川温泉の廃墟が目立ちますが、塩原も廃墟が多いのです。
更地となった温泉旅館が目立ちます。
更地に、新しく温泉旅館を新設中なのが、塩の湯の「那須塩原温泉蓮月」(仮称)→「塩の湯温泉蓮月」。
共立エステートが工事注文。2019年秋オープン予定→2021年夏オープンに延期→2021年秋オープンに延期。
○玉乃屋旅館
2015閉館。2021年居住もされなくなっていました。
○坂口屋旅館
2012/7閉館 2018/7解体工事。解体は一部だけでした。
解体工事終わったら、旅館部分のみ解体で自宅部分は残っています。
2019年9月現在。普通の家になりました。
残っていた自宅部分も解体され、更地は駐車場となりました。(2021年6月)
○叶屋旅館
閉館 2017売却物件
○山形屋旅館
2012/7閉館。居住はされています。
○日本大学塩原研修所
旧いそや臨江閣
※研修所は、2018年3月31日に閉館しました。
○栃木県北通運保養所
2018解体・更地となりました。6月ぐらいに解体?
在りし日の保養所
○露天風呂・喫茶 鹿角(かづの)
2012年春まで休業→再開せず
2019年9月 綺麗に改装されていましたが、露天風呂の復活はないでしょうね。
○岩の湯
2018年4月 復活予定が、落石危険で引き続き閉鎖中。
2019年4月 引き続き閉鎖中。
※落石防止工事の予算がつかないとのことで、再開の目途はたっていないとのこと。
与謝野晶子など多くの文人も入浴していただけに残念。
○和泉屋旅館
福渡温泉の和泉屋旅館が2020年1月末で閉館しました。
「(株)和泉屋は、2020年3月26日、宇都宮地裁大田原支部より破産手続開始決定。」(今回)
「(有)和泉屋旅館は、2012年5月16日、東京地裁より破産手続き開始決定。」(前回)
2度めの破産、経営者変わるでしょうね、残念です。建物が古いのでしばらくは廃墟状態続くかも。
2021年6月、文学亭の玄関に木戸がはめられていました。
次第に廃墟となるのか。居住はされています。
営業していた時の和泉屋旅館はこちらでまとめています。
以下は画像の抜粋です。
○橋本屋
2017年12月中旬かなと思います、閉館。その後破産しました。
源泉名「塩釜区左岸」。
○ゆっくりセンター(塩原保健福祉センター)
2012年9月30日閉館→更地
ゆっくりセンターは解体され、跡地は駐車場となっています。
源泉がむなしく垂れ流し。
○那須塩原グランドホテルアネックス ホテル四季の湯
閉館・売却中
○ホテル塩原ガーデン
競売→購入者経営継続 2016/9/20破産手続開始、閉館。
2度目の閉館。
日光ガーデンホテルが2023年10月にオープンしました。
○八峰苑
万人風呂の源泉使用 2010年1月競売 2011年5月閉館 2017年取り壊し・更地
←2019年4月、状況変わらず
2021年6月現在、駐車場となりました。虚しいです。
○ニュー憩
閉館
○指湯
箒川沿い 2005年10月オープン。2015年9月消失。
玉屋の痕跡は、案内看板だけとなりました。
○那須塩原温泉蓮月→塩の湯温泉蓮月に名称変更
下野新聞(2019/2/17)によると
栃木県内では那須町「ウェルネスの森那須」を経営する共立メンテナンスが、
塩原温泉に大型ホテル30年ぶり新築、2020年秋開業(→2021年3月→2021年夏に延期)。
名称は「那須塩原温泉 蓮月(れんげつ)」89室、収容人数366人の大型ホテル。
全客室に露天風呂を設け、市道から本館をモノレールで結ぶとのこと。
2018年7月に様子見した時は、塩の湯の鹿股川沿いの谷あいで、
玉屋解体・整地していましたが、整地が終わり建設着工中です。
建設工事は2020年6月30日までとなっています。
○塩の湯温泉 蓮月
2020年9月に現地訪問。
市道と本館を結ぶモノレールは完成しています。
工事は令和3年1月31日までとなりました。
○ホテルニュー塩原寿満喜荘
閉館
○根本屋 滝の湯
オイルショック後廃業
○大和屋旅館
2009年競売閉館 エスタックが購入するも、手放した模様。
○井桁屋旅館
2017年に閉館した模様。時たまやっている様子もあります。
○湧花庵
2021年6月、営業していません。休館か閉館か不明。HPが消失したので閉館と推測。
○旅館 いづみ
2009年10月競売
○塩原グランド滝の湯ホテル
閉館
○さかいや
○白雲荘
○霞山荘
休業→再開→閉館
○青木屋旅館
2006年1月閉館→大恵サービス
○芳紀庵
2011年3月17日休業 2011年6月競売→ケアホテル松の家塩原温泉
○秀山閣 佐か茂登
2018年2月13日事業停止、3月15日破産手続。
湯守田中屋が買い取り、2020年10月に日帰り温泉施設「門前の湯」としてオープン予定です(オープンせず)。
下野新聞には2020年10月オープンと掲載されていましたが、宿前の貼り紙を見ると、
2021年春のオープンになりそうです。さらにオープンが遅れています。
2021年6月現在、オープンしていません。
営業していた時の様子
○復興御宿 富双江葉大馬 塩原秘極の湯 紅
2013年12月11日オープン。2017年10月売物件
○塩原パークホテル
閉館 → 塩原もの語り館/足湯温泉 らんの湯 ※もみじの湯と同源泉
○ホテルグリンバレー
閉館 ホテルおおるりへ源泉「まほろばの湯」引湯
○楓川楼
「楓川楼」→「びゅう塩原」(JR東日本保養所)→「ホテル岩嶽」(おおるりグループ)→
「復興御宿富双江葉大馬 塩原 秘極の湯 葵」(インシュランスグループ)2012年8月オープン→閉館(2017年)
源泉名「いわたけの湯」→「塩原秘極の湯葵」
○レスト日塩
2018年取り壊し・更地
レスト日塩が解体され、更地となりました。那須塩原別邸の駐車場となっています。
斎藤茂吉の碑は、そのままに存在しています。以前は放置されていたのが手入れされています。
○ホテル深山荘(みやまそう)
閉館→競売
○馬木野/旅荘ふる里
○御宿 明神
2018年2月に閉館しました。
○旅の宿 芙蓉荘
2019年3月31日に閉館しました。
○霊効泉
閉館
○日帰り温泉 杣の湯
2017年源泉故障閉館
○こたき館(湧花庵別館)
2011年3月新オーナー2012年6月20日オープン。2013年秋閉館。
○栃の葉荘
閉館
○そば処延四郎
営業していません。コロナ休業が続いているのか、そのまま閉店か?
2021年6月、営業していました。
○ホテル八汐別館
旧かめや 2012年春?閉館 売物件
〇湯荘白樺
「無期限休館のお知らせ」がHPに掲載されています。
「2024年7月7日(日)〜無期限
宿泊、日帰りとも無期限の休館とさせていただきます。」
塩原温泉の牽引車だった社長さん、温泉セミナーでは社長の講義を受けました。ゆっくりとご静養ください。
※利根川温泉ブログによると
「2024/7/21の11時に湯荘白樺ご主人の杉山岳人様がお亡くなりになられたとのことです。
心よりお悔やみ、ご冥福をお祈ります。」
同じく、心よりお悔やみ、ご冥福をお祈りします。
以下は以前の入湯記録です。
爆裂火口に一番近い宿が、「湯荘白樺」です。
新湯爆裂噴火跡には、庚申塔が2基建てられています。近寄れないので、カメラで近寄る(便利だな)。
湯荘白樺の内湯から窓の外を見ると、爆裂火口の噴気が見えます。
電化製品の寿命も短いことと思います。
浴槽と洗い場の張替が終わったばかりの時に入湯。
最初の1枚目は張替前、次が張替後で、木の香りが、とても心地よい。
露天風呂
反省:
温泉ふるまいで旭の湯に、がりつうさんと入浴した際に、旅館のご主人2名もご入浴。
湯荘白樺の社長さんいわく、お風呂もっていない会員しか入れないから旅館のオーナーでもこういう機会でないと入れないんだよねとのことでした。
大女将さんに、社長と旭の湯で会ったと申し上げると、
「あら?、お風呂入っていたの?祭りの仕事していたんじゃなかったの?」
余計なことを言ってしまいました。(2012年)
※湯荘白樺のご主人とは、温泉ふるまいで共同湯「旭の湯」でご一緒したり、塩原温泉まちめぐりツアー初日に参加した時に案内人として案内を受けたり、
「温泉ソムリエの温泉セミナー」では講師として講義を受けました。
塩原温泉まちめぐりツアーの案内人として活躍する在りし日のご主人を偲び、心よりご冥福をお祈りします。
塩原元湯での湯汲み式に参列するご主人(一番左後ろ姿)
○板室山荘
2009年競売閉館
○江戸屋
2017年3月自己破産、負債2億円
○一井屋旅館
2015年3月10日閉館 2016年9月14日産開始決定
営業していた時は、活気がありました。
○ホテルニューこめや
幸乃湯の近く、ホテルニューこめや、閉館しています。
○那須塩原グランドホテル
2016年6月閉館
○塩原温泉カントリーキャンプ やしお温泉
2010年7月31日閉館(ガス分離装置設置できず)
○塩原 長寿温泉
2017年5月泉トラブル→閉館。
源泉はローリー湯で活用されているようです。