中禅寺湖湖畔の閉館・放置されている旅館です。
○ アジアンガーデン中禅寺店
○ ホテル日光
○ 日光八汐荘
○ 日光竜頭山の家
○ 龍頭温泉館憩いの湯
ものは試しと行ってきましたけれども、垂れ幕の「源泉かけ流し」の文字が羊頭狗肉!でした。
内湯も露天も無色透明、沸かし湯かと思いました。
分析書が掲示されていて、あれ?温泉なのか?
「奥日光開発1号、2号混合泉」です。
内湯、露天とも、完全強力循環で1適のオーバーフローもなし
奥日光湯元の湯は、活力をなくし、わずかに玉子臭を残すものの、ただのお湯。
素泊まりのバングラディシュの方々は喜んでるようでした。
休憩所はなぜか床が水浸しで絨毯がびしょぬれでした。
食堂
影響を与える事項は、
「加温、温泉資源の保護と衛生管理のため循環ろ過、塩素系薬剤使用」
影響与えまくりで、「源泉かけ流し」の大看板掲げるとは、すごい度胸してるなと思いました。
内湯
露天風呂
アジアンガーデン東武日光駅前店
上下水道設備・リフォーム会社が2006年5月にマリーナホテル湖月を買収し、2006年10月27日に「ホテル日光」としてリニューアルオープンしました。
レストラン湖畔湖月堂で入浴受付します。土産店の自動ドアが開かない、中から身振り手振りで自分で開けろと。
両腕で自動ドアを開けます。
「自動ドアにしてると、猿が入って来ておいたしてしょうがなくてね。ごめんなさいね。」
入浴料800円だけど、シャワーの湯温があがらないし、湯替えして、ためてるところなので、あふれてないとのことで
気持ちだからと100円引にしてくれました。
「ヒノキ風呂のいい温泉だよ。お湯は湯元と同じです。誰も入ってないので貸し切りですよ。」
相当ご自慢らしい。
ヨットの足湯は湯は張られていませんでした。
浴室は別棟にあるので土産店の2階にあがり、ホテルへの通路を通り
ホテルから別棟に回廊を進むので、かなり歩きます。
かなりぼろがきてるので綺麗さを求めるとガッカリするかも。
ホテル日光のほうは営業してなく、宿泊客いないし、日帰り客は自分ひとりなんでずっと貸し切り。
湯替えしてちょろちょろ加水しながらためてるので奥日光開発1号・2号混合泉は白濁せず。
エメラルドグリーン直前って感じの透明色でした。成長した湯花が圧巻でした。
浴室内にはバナナの木があります。
タイル風呂の上に、ヒノキのスノコを敷き詰めたもんだからカランから桶に湯を汲むときすれすれの高さで一苦労します。
中国料理店「翠園」でランチを食べて奥日光に涼みに行く途中、中禅寺湖湖畔で「八汐荘
会員 日帰り温泉」という小さな看板を見つけました。
「八汐荘」は、中禅寺丸山保養所指定区域内にあります。
日光龍頭山の家(2006年閉鎖)の元管理人さんが保養所を買い取って2007年7月に開業した宿です。
警察共済の保養所→民間会社の保養所→NPO法人日光森林園と変遷してきています。
日帰り入浴500円
脱衣所には切り花が飾られ、気遣いが感じられ、掃除もぬかりない印象を受けます。
源泉「奥日光開発1号・2号混合泉」のかけ流し
湯舟が小さいので加水してからお湯張りする必要もなく、緑味がかった透明っぽい白濁でお湯が新鮮です。
影響を与える事項は、
「源泉温度が高いため外気温差またはお客様のお好みにより差し水をする事があります。」
熱いですから気をつけてと言われたとおり、激しく熱い。
思いっきり激しく加水すると完全白濁しました。
八汐荘の温泉犬、ランちゃんとっても元気です。
龍頭山の家で来客で鍛えた対応が身についているのか玄関に近づくとさっと出てきてお迎えです。
帰りは駐車場を出るまで見送って、見送り終わると玄関の中へ入って行きました。
ソファーで麦茶いただいてお話を聞いていると、横に座るランちゃん
駐車場で見送ってくれるランちゃん
【閉館】
国道120号沿にあった2カ所の案内板がなくなりました。
2010年8月31日付の掲示があり、理事長入院加療のため、休業とのこと。
そのまま廃業のようです。
日光森林管理署(旧称:宇都宮営林署)所轄「日光龍頭
山の家」。
竜頭の滝の上にかかる「竜頭の橋」の手前に脇道はあります。
「温泉入浴可 上に駐車場あり」の看板があります。
橋の手前の道を左手にUターン気味に雪道を登っていきます。
小道をちょっと登ると山小屋が見えてきます。
ぐるっと回り込んで玄関を通過し駐車場に車を停めます。
玄関の看板は分厚い木の板dす。
国道から専用脇道入ってすぐなのに、別天地、山奥の雰囲気です。
山小屋といっても掘っ立て小屋ではなく華麗な山荘です。
「チャイム♪を押して下さい。」とあります。
空振りにならないよう事前に電話で今日は入浴大丈夫か、それと立ち寄り入浴可能時間を聴いていました。
「日の出から夜は8時ぐらいまでかなぁ」との返事。
管理人が起きてる時間なら大丈夫のようですが日の出から入浴可というのは恐れ入ります。
湯煙の煙突があります、圧巻。
山小屋らしく暖炉がすばらしい。
脱衣所は、引き戸の他にカーテンもあるのが配慮されています。
源泉は「奥日光開発(株)1号、2号混合泉」
差し水(加水)ありですが、差し水の量は極少でした。
内湯のみですが壁も湯舟も木で、山小屋の雰囲気が出ています。
湯舟が小さいので湯につかると「ざば〜っ」と湯が贅沢なぐらい溢れ出ます。
源泉は右。透明で湯花が漂っています。
左からちょろちょろ差し水されています。
オーバーフローの跡は白く硫黄が残っています。
さわってみると手にびっしりと硫黄がついて白くなります。これほどの硫黄を見たのは初めてです。
豊富な白い硫黄に指で「ゆ」と書いてみた。
カラン&シャワーはひとつのみでシンプル
国道から専用脇道入ってすぐなのに、別天地、山奥の雰囲気。山小屋といっても掘っ立て小屋ではなく華麗な山荘です。
湯舟の縁は硫黄で真っ白、こんなに大量の硫黄は感動ものでした。
地図的立地は国道沿いになるわけですが、実際の立地はまさに秘境の雰囲気でした。
<国有地売り払い>
龍頭山の家は国有地売り払いのため2006年に閉鎖しました。
競売で個人の別荘となりました。
※「龍頭温泉館 憩いの湯」は2014年10月に閉館し、
「復興御宿 富双江葉大馬 奥日光 秘極の湯 興」が2014年12月7日にオープンするも、2017年10月には売物件となっています。
「奥日光開発株式会社菖蒲ケ浜配湯槽 平成15年11月」がすぐ目の前にありました。
<幸の湖荘閉館>
日光保養所「幸の湖荘」が閉館し、「龍頭温泉館 憩いの湯」がオープンしていました。